県士会概要
会長挨拶
話す、聞く、表現する、食べる・・・。
本来自然に営まれるはずのこれらの行為は、病気や事故、加齢によって不自由になることがあります。また、生まれつき何らかの原因があり、自然な習得を妨げる場合や、発達の遅れをもたらす事があります。我々言語聴覚士は、こうしたコミュニケーションや嚥下機能に不自由がある方の社会参加、社会復帰を支援するリハビリテーションの専門職です。青森県言語聴覚士会は、専門知識や技術で地域の皆様の医療・介護・社会福祉の向上に寄与することを目的とし、2002年、任意の職能団体として設立され、2018年からは一般社団法人として活動を行っています。
ことばは、コミュニケーション手段としての働きはもちろん、思考、認知、自分自身の行動を調節する働きを持ち「心に直結した機能」といえます。通常コミュニケーションは、話ことばによって営まれていますが、ことばの不自由さは、見た目に分かりにくいという特徴を持ち、周囲から理解されにくい障害といえます。病前のように何不自由なく話せるまで回復できない場合が少なくありません。子ども達の場合、全般的なことばの遅れ、または発達の偏りとして表れます。
我々言語聴覚士は、言語機能訓練という形でことばの回復、ことばの発達に努めるとともに、コミュニケーションを図りやすい環境を考え、提案することができます。食べること、飲み込むことに関しても同様といえます。話すことが難しい場合、決してことばだけに頼らず、文字や身振り手振り、別の手段の活用まで含め、コミュニケーションを全般的に捉えて考えます。こうした活動支援が、言語聴覚障害でお困りの方の「自分らしい生活」に寄与すると願っているからです。
もしお困りの際は、このホームページをご活用いただき、青森県言語聴覚士会、または言語聴覚士のいる先へ是非ご相談ください。
一般社団法人 青森県言語聴覚士会
会長塩谷 大
会則・組織図
準備中